御堂筋kappoに、行ってみた、が

昨日、御堂筋kappoに行ってみた。
まったく興味なんぞなかったが、ワケありで。
まぁ、見たんだから、
こうやって文句を言う権利はあるだろう。


ハッキリ言って、ただの物産展。
デパートのイベントと、何の違いがあるんだ？
大阪の伝統野菜のブースにはあまり人がいなくて
（もしかすると時間が遅くて、商品がなかったのかもしれないが）
他県のブースの近辺は、通りにくいほど、人が群がっていた。
物産展は嫌いじゃない。むしろ大好き。
けれど、これを御堂筋の上でやるのに、
何の意味がある？

沿道のコンサートは、いい配置だった。
音楽がいい、と言うのではなく、
位置的に。
ぶらぶら歩いていると、ひとつの音がフェイドアウトすると
次の音が聞こえてくる、ような感じ。
音楽的には、私の興味のあるものはまったくなかったのではあるけれど
それは好きずきだから。

一番南側のアートクラフトマーケットっぽいところは
割と年齢層がばらばらで、悪くない、っちゃー悪くない。
若者のアートクラフトだけの参加のものでなく
かなりお歳を召したような人も出店してて、
このイベントの主催者のことを考えると、なるほど、と思う。

御堂筋パレードが25年の歴史にようやく幕を下ろし、
今回のkappoに生まれ変わった、らしい、けど
生まれ変わったんだろうか？
結局、大阪の文化って、どこにあるんや？

それに比べれば、中之島でやってた、
ちっこいアートの試みたちは、
ほのかだけど、いい空気が漂っていた。
手作り感あふれて。
あふれ過ぎ、っちゅー感じもしなくはないな、うん。

言葉で説明するのが難しいのばっかりだったので、
どう言ったらいいのか分からないけど。

でも、もしかすると、もうちょっとこっちにお金を使っていれば
この、ほのかさを重ねて、
いい雰囲気をもっと充満させられたんじゃないだろうか。
例えるならば、万灯籠のように、
小さな灯がたくさん集まったら、とても美しくなる、みたいな。
同じ小さなブースの集まりでも、
まったく空気が違っていて、
とにかく、そこが興味深かったのだった。

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